
さて、ロータリーエンジンの心臓部であるローターの分解です。分解と言っても特殊な工具などは必要なくすぐに終わりますよ~\(^o^)/

ローターの部品を取り外す際にはどの部品がどこに付いていたら把握しておく必要があります。自分の場合は写真の様な箱を作って番号を振り、取り外した部品を収めていきました。

ローターの端には番号が刻印されていますので、これを参考に箱に部品を収めます

さて、まずはサイドシールを取り外します

手で簡単に取れました。サイドシールです

竹串などを使ってサイドシールスプリングを外します

サイドシールスプリングです

次はコーナーシールを外します

取り外したコーナーシールです

コーナーシールの下にある、コーナーシールスプリングを外します

コーナーシールスプリングです

アペックスシール、アペックスシールスプリングを外します

アペックスシール、アペックスシールスプリング(ショート)、アペックスシールスプリング(ロング)です

オイルシール(大)とオイルシール(小)を外します。
オイルシールの下にオイルシールスプリングもあるのでそれも外します

オイルシールとオイルシールスプリングです

オイルシール(大)の内側にはOリングがあるので竹串などを使って外します。
取り外したOリングは再利用しないので捨ててOKです

オイルシール(小)の外側にもOリングがあるので竹串などを使って外します。
このOリングも再利用しないので捨ててOKです
さてこれでローターの全ての部品を外し終えました!

自作したダンボールBOXにローターの部品を収めたのですが、設計ミスで大きさが足りませんでした(´゚∀゚`;)
まぁいいや(笑)

よし!お次はこの真っ黒な焼きおにぎりを綺麗に洗浄しましょう!

ローター燃焼面のアップ画像です!
カーボンがビッチリこびりついています!
これはめっちゃ頑固そうですね(´゚∀゚`;)

ローターの洗浄には定評のあるサンエスA-1を使いました。サンエスK-1でもいいですよ!
(STRAIGHT/ストレート) サンエス A-1 36-553(Amazon)
(STRAIGHT/ストレート) サンエス K-1 36-554(Amazon)
サンエスK-1(ヤフオク)

サンエスA-1はお湯に溶かして使います。温度計を使用して適切な温度になるまで温めます。
ちなみにローター洗浄のためだけにホームセンターに行ってローターの大きさに合う鍋を買ってきました!

お湯の中にサンエスA-1をぶち込んで準備完了です!
ゴム手袋とナイロンブラシは100円ショップで購入しました。

ゴシゴシゴシゴシ、、、、
ゴシゴシゴシゴシ、、、、
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ、、、、

お湯が冷めたら温めなおしたりして2時間以上かけて洗浄しましたが、こびり付いているカーボンが頑固すぎてきれいに取り除けません。あまりにも頑固すぎて一日中洗浄しても取れる気配がなかったのである程度の所で妥協しました。

これは洗浄し終わったらローター側面の写真ですが、3辺とも同じようにカーボンがこびりついていたので驚きました(*`ロ´ノ)ノ
それにしてもまだまだ分厚くカーボンが付いています、、、、これはやっぱり何とかしたい!!!
という訳で再度洗浄します!

整備書では「ロータ表面に付着したカーボンのうち、剥離しかけた物のみ軽くナイロンブラシを使用して取り除く(※テフロンコートが剥がれる事があるのでワイヤブラシ等、傷つけやすい物は絶対に使用しない。)」とあります。
しかし、んなこたぁもう知りません!!!
こんなにカーボンがこびりついていたらテフロンコートもクソも無いでしょう!
竹串を使ってゴリゴリとカーボンを落としにかかります!

うはっ!!!めっちゃ取れる!
という訳で竹串を使って頑固なカーボンを落として再度洗浄し、完璧ではありませんが頑張って綺麗にしました。

洗浄後のローターです

洗浄後のローター側面です。まだ所々カーボンが残っていますが、これはもう妥協しないと時間がどれだけあっても足らないので^^;




















