さぁいよいよショートエンジンの組付けが始まります!
自分は組み付け前に何度も整備書などを見たりして頭のなかで何度かシミュレーションしてから行いました。
組付けの際には手がワセリンやエンジンオイルで汚れ、写真を取るのが大変でした(汗
記事中での説明が分かりにくかったらごめんなさいm(_ _)m
そして今回もアクシデントが、、、(゚∀゚ ;)

まずはフロントサイドハウジングのローター摺動面にオイルを塗布します。
18箇所あるテンションボルト穴にもオイルを少量塗布します。
(※シーリングラバーにはオイルが絶対に付かないようにして下さい)
①ギアメタル部
②ギア部
③オイルシール
④サイドシール
⑤コーナーシール
フロントローターの①~⑤の部分にオイルを塗布します
フロントローターを1頂点が真下を向くように組み付けます。
組み付け後、組付け面のコーナーシール溝とアペックスシール溝が合っていることを確認します
エキセントリックシャフトのジャーナル部分にオイルを塗布します
エキセントリックシャフトを組み付けます
フロントローターハウジングの摺動面にオイルを塗布します
フロントローターハウジングのはかま部を脱脂し、TB1212を塗布します。
自分の場合はパーツクリーナーを布に噴出し、それではかま部を拭いて脱脂しました。
TB1212です。
自分は最初、容量が10gの物を買ったのですが足りないような気がしたので100gの物を買い直しました
(´-∀-`;)
フロントローターハウジングを組み付け、チューブラダウエルを挿入します。
チューブラダウエルには挿入前にオイルを少量塗布します。
あらかじめ組み付けておいたコーナーシールとスプリングを取り出します
アペックスシールが一番下まで挿入できることを確認します
(きちんと下まで挿入できない場合、フロントサイドハウジング側のコーナーシール溝とアペックスシール溝が合っていません)
アペックスシールを写真のように半分程度引き上げます。
ちなみにアペックスシールはサイドピースが上になるようにして下さい。
アペックスシールスプリング(ショート)を組み付けます。
竹串などを使用してきちんとストッパ部に掛かるまで挿入して下さい。
アペックスシールをもう少し下に下げます。
一つ前の手順でアペックスシールを下げておかないと、アペックスシールスプリング(ショート)と溝の間に隙間が出来ないため、次の手順でアペックスシールスプリング(ロング)が挿入できません。
矢印の部分に隙間が出来るまでちゃんとアペックスシールを下げて下さい。
写真見づらくてすみませんm(_ _)m
アペックスシールスプリング(ロング)を挿入します
きちんとストッパ部に掛かっていることを確認しましょう!
アペックスシールを一番下まで挿入します。
挿入後、アペックスシールがローターハウジングから飛び出ていないことを確認して下さい。
もしも飛び出ているとインターメディエイトハウジングを組み付ける際、ハウジングとの間にサイドピースが噛みこむ場合があります。
コーナーシールとコーナーシールスプリングを組み付けます。
コーナーシール部にワセリンを塗ります。
他の2箇所の部分も同様に作業してアペックスシールを組み付けます。
コーナーシール部、サイドシール部、オイルシール部にオイルを塗布します。
インターメディエイトハウジングのローター摺動面にオイルを塗布します
(※シーリングラバーにはオイルが絶対に付かないようにして下さい)
フロントローターハウジングのはかま部を脱脂し、TB1212を塗布します。
エキセントリックシャフトのジャーナル偏心部(矢印部分)を右に90度回転させ、エンジン単軸方向に向けます。
エンジンスタンドを回転させ、エンジンを45度くらいに傾けます。
エキセントリックシャフトを少し手前に抜きます(赤丸部分の穴が少し見える程度)
インターメディエイトハウジングを組み付けます。
インターメディエイトハウジングを組み付け後、傾けていたエンジンを元の位置に戻します。
エキセントリックシャフトのジャーナル偏心部(矢印部分)を左に90度回転させ、元の位置に戻します。
プラスチックハンマーでハウジングを平均的に叩き、しっかりと密着させます
でも自分の場合は密着しなかったんですけど、、、、(´-∀-`;)
①エキセンのジャーナル部
②ローター摺動面
①と②にオイルを塗布します。
(※シーリングラバーにはオイルが絶対に付かないようにして下さい)
リアローターのコーナーシール部、サイドシール部、オイルシール部、ギアメタル部にオイルを塗布します
ローターの一頂点が真上になるようにリアローターを組み付けます。
次にフロントと全く同じ手順でリアローターハウジングまで組み付けて下さい。
作業内容は割合します。
リアサイドハウジングの写真です。
①ローター摺動面
②ステーショナリギア部
①と②にオイルを塗布します。
リアサイドハウジングを組み付け、プラスチックハンマーで平均的に叩いて密着させます。
テンションボルトのネジ部にオイルを塗布し、テンションボルトを挿入します。
①~⑱の番号順にテンションボルトを締め付けていきます。
締付けトルクは32~39Nmです。
数回に分けて少しづつ締め付けましょう!
そしてここで問題が起きました∑(*゚ェ゚*)
テンションボルトを締め付けていくと、ある程度のトルクに達した時に「パキッ!」と言うアペックスシールのサイドピースが剥がれる音がするそうなのですが、自分の場合はどんなに耳を澄ませてもその音を確認することが出来ませんでした。
そして全てのテンションボルトを39Nmで締め付け終わり、、、、、、(これどうしよう???)と途方に暮れました。
(規定のトルクで締め付けてサイドピースが剥がれないことなんてあるのか?それとも剥がれていないのか?)、取り敢えず部屋に戻ってパソコンで調べてみたのですが、どこをみても「テンションボルトを締め付けていくと再度ピースの剥がれる音がする!」との記載があります。
しょうがないので折角組み上げたエンジンを分解してサイドピースがどうなっているか確認することにしましたorz
テンションボルトを抜き、恐る恐るリアサイドハウジングを持ち上げてみます、、、、┣¨キ(*゚Д゚*)┣¨キ、、、、
しかしこれ、サイドピースが剥がれてたらいいけど、剥がれていなかったらどうしよう、、、、
御開帳!!!!!!
リアローターを確認してみたところ、サイドピースは3つとも全て剥がれていました。
フロントの方は面倒臭いので確認しません!!!
という訳でアペックスシールを抜こうとしたのですが、サイドピースが剥がれてしまっているせいで上手く掴めず抜くことが出来ません。泣く泣くローターを抜くことにしました。
あぁ~~~もう~~~面倒くせぇぇぇええええ!!!
さて、これでサイドピースを接着する必要が出てきてしまいました。
ネットで調べてみたところ接着にはアロンアルファでOKのようです!
という訳でアロンアルファを1滴だけ塗布してサイドピースを接着させたのですが、接着面が少しでもずれてしまうと引っかかって挿入できなかったりしてちょっと大変でした。
それでもなんとか3つのアペックスシールの接着が完了し、ローターへの部品を再度組み付け、ローターを挿入し、アペックスシールも組み付け直し、はかま部のガスケットを取り除いて再度ガスケットを塗布し、などなどして作業をやり直すハメに、、、orz
そして再度テンションボルトを規定トルクで締め付け、やっとの事でショートエンジンの組付け完成です!
やっぱり今度もサイドピースの剥がれる音は聞こえませんでしたが、これはもう剥がれていると信じるしかありません。
あ!そうそう!組み付け後にエキセントリックシャフトが前後にスムーズに動くことも確認しておいて下さい。もしも動きが鈍い場合、サイドピースがハウジングに噛みこんでいる可能性があります!
