「エンジンちゃんと持ち上がるだろうか？」とか「台車にちゃんと載せられるだろうか？」とか「1人で台車に載せたエンジンを家まで運べるだろうか？（途中ちょっと坂道もあるし）」などなど、色々と不安要素はありましたが、いよいよ自分が待ちに待ったエンジンの吊り上げです。

まず最初にエンジンを吊り上げるために必要な物を紹介します。

2トンタイプのエンジンクレーンです。
これはヤフオクで9800円で購入しました（送料5000円）
【ヤフオク】　エンジンクレーン

届いた箱の中を見てみると英語で書かれた説明書の紙が1枚入っていましたが、組み立てる時にどこの箇所にどこボルトを使うのかなどが見てもよく分かりません(T_T)　なので勘で組み立てました。

組み立てが終わって早速クレーンをジャッキアップしてみると問題発生！
なんとクレーンが半分程度の高さまでしか上がりません。

ネットで色々と調べてみると、どうやらジャッキオイルが不足しているのが原因みたいだったので、ホームセンターに行ってジャッキオイル300mlを1本購入。これをシリンダーに入れるとまるまる1本入りました。クレーンをジャッキアップしてみるとさっきよりも高く上がるけど、それでもまだまだ高さが足りません(；´･ω･)

なのでまたホームセンターに行って今度はジャッキオイル300mlを2本購入。するとこれもシリンダーに全部入りました（でももうすぐ満タンになりそうな感じ）。なのでまたまたホームセンターに行ってジャッキオイル300mlを1本購入。これでやっと満タンにすることができ、クレーンはちゃんと上まで上がるようになりました。

オークションストアにはちゃんと事情を説明してジャッキオイル分の代金を払ってもらいました。調べてみると自分と同様に届いたクレーンがちゃんと上がらなかったりする人がいるみたいです。皆さんもそんな時はジャッキオイルの不足を疑ってみて下さい。

エンジンクレーンはこんな感じで折りたたむことができ、そんなに場所は取りません。

エンジンクレーンの先に付けて使用するエンジンハンガーです
ヤフオクで2180円で購入しました
【ヤフオク】　エンジンハンガー

しかしFD3Sの場合、エンジンハンガーの先に付いているL字型の部分は使わないので、もう一つ部品が必要となります。

エンジンハンガーの先に付けて使うシャックルです。
ホームセンターに行って2個268円でした。

シャックルはこんな感じでエンジンハンガーのチェーンに付けます

シャックルは赤丸部分に付けてエンジンを吊り上げます。

写真はエンジンを吊り上げ終わった後のものになってしまいましたが、シャックルとエンジンを繋げるとこんな感じです。

という訳でエンジンを吊り上げる準備が出来たので、ドキドキしながらクレーンをジャッキアップさせます。
すると、、、、見事にエンジンが持ち上がってくれました～感動や～～～(TOT)

ジャッキアップしてさらにエンジンを持ち上げます。

エンジンが完全に持ち上がったので矢印方向にクレーンを動かします。

なんと意外と簡単にクレーンが動いてくれました。
自分の想像ではエンジンの重みでクレーンがなかなか動かず、クレーンを蹴っ飛ばすくらいの覚悟はしていたんですが（笑

ドンガラになったエンジンルーム

エンジンをそのまま台車に載せるのはまずいと思うので、（どうしようかな～？）と考えた結果、まずエンジンの後ろ側はプチプチで包んだ雑誌を間に挟むことにしました。

んで前方には木を挟みました。でもバランスが悪くて4つの木の内、2個にしか荷重が掛かっていません(´-∀-｀；)

という訳で次はこいつを家まで運びます。当たり前だけど台車の手すり部分を押しても動いてくれないので、台車の台の所を手で掴んで雑巾がけのような姿勢を取りながらゆっくりとゆっくりと家まで運びます。

家に到着！家までの距離は約100メートルで、汗だくになりながらエンジンが台車から落ちないように慎重に運びました。めちゃくちゃ重くて死にそうでした(´・ω・｀)

ちなみに台車はホームセンターで1980円で購入したもので、耐荷重は100キロのものです。買う時に耐荷重が100キロの物にしようか150キロの物にしようか200キロの物にしようか迷いましたが、（多分100キロないだろう！）と思い、100キロの物をチョイス！
エンジンをバラし終わったら写真の状態のエンジンがどれくらいの重さなのか測ってみます

次は『エンジンスタンド取り付け編』です。